新曲「劣情狭窄デリンジャー」をリリースしました
どうも、AETA(イータ)です。
長い雨続きで豪雨が治まったと思ったら再び連日の猛暑、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
これも異常気象のせいでしょうかね。
地球温暖化でこれ以上夏が暑くなるのはご勘弁ですが、苦手な冬が暖かくなるならちょっと嬉しいかも…?
それにしても今年の夏は前半は暑すぎて何処にも出かける気にならず、後半は天候不順とコロナのせいで結局引きこもってばかりでした。とほほ。
でもお陰で作曲に集中することが出来たので、結果オーライかなっ?
というわけで「とことんダッシュ!」に続いて新曲「劣情狭窄デリンジャー」をリリースしました。
今回の曲は KARENT 様の「初音ミク 14th Anniversary」企画用の書き下ろし曲となります。
上記バナーをクリックするとページに飛びます。沢山のクリエーター様による作品が目白押しですので是非チェックしてみてくださいね!
さて前回のポップな曲調から一転、今回はロックです!
自分的にはどうしても次に作る曲っていうのは前回の曲の反動が現れるんですよね。
決して天の邪鬼的にひねくれてるわけではないです。(多分)
逆に、一貫して同じ曲調でリリース出来る人って凄いなぁと思います。
自分だったらすぐ飽きちゃって絶対ムリだぁ!
さて実際の制作期間なんですが、「とことんダッシュ!」を終えた時点で締め切りまで 1ヶ月しか余裕が無かったので結構ギリギリでした…なんとか間に合って本当に良かった!
ちなみに曲を制作する上でマスタリングは自分にとって泥沼になりやすいので、この時間をどれだけ短くして本来の楽曲制作に時間を充てられるかが重要課題でした。
スケジュール管理的なことをこんなに意識したのは始めてかも?(遅すぎ)
前回の「とことんダッシュ!」ではある程度モチーフとなるラフがすでにあったのですが、今回は 0 の状態からのスタート。
最初の一週間で作りかけたものが納得できずボツ。再スタートして出来上がったサビのフレーズを頼りに一気に完成させました。
やっぱり作り始めてしばらくすると直感でなんとなく分かるんですよ。あ、これは最後までイケる!とか、このまま進めても尻すぼみになりそう…とか。
時間は有限ですし、モチベーションを維持して曲を作りきるためにも、早い段階で見極めることが重要ですね。
歪んだギターの音を録音するのも久しぶりでした。せっかくだからギターソロも入れようかと思ったんですが、曲が必要としていないと感じたときは無理に入れない主義なのです。
今回の歌詞は曲調からインスピレーションを受けまして、ちょっとヤサグレているといいますか、退廃的な内容となりました。
ベタ打ちだと一本調子で歌詞が浮いてしまいそうな印象があったので、ミクさん V4X で歌詞に合わせて強い部分と弱い部分の抑揚の対比が出るよう特訓して歌っていただきました。
そんな特訓中であってもまだまだ可能性を秘めているような感触が…
うちのミクさんほんと優秀!
しかし、1番のパートまでのラフミックスが出来上がった時点ですでに 2週間経過しており、残り 2週間。
この厳しい状況でイラストを引き受けてくれる方など…
はっ!この曲調的にも、お願いできるのはあの方しかおらぬ!
というわけで、今回もいちのせさんにお願いすることとなりました(いつも無茶言ってほんとゴメンナサイ)。
イラストをお願いするとなると必然的に世界観をきちんと伝えることが求められるため、歌詞の仕上がりも前倒しにならざるを得ないんですよね。
そして、依頼したからには絶対に完成させないといけない、というとてつもないプレッシャー。
追い込まれないとなかなか調子が上がらない自分にとっては、イラストをお願いすること自体が作曲のペースを維持する原動力になっていることは否定できなさそうですw
そんなこんなで音源を聴いていただいた後(これが一番緊張する)、いちのせさんからラフ案をいくつか提示していただき、その中でも最後に提示していただいたものがドチャクソかっこよかったので「この路線でお願いします!」となり、今回のイラストとして完成となった次第です。
いや、何度見ても本当にテンション上がります!
おかげさまで見事にブースターに火が着きまして、なんとか締め切りに間に合わせることが出来ました。
こちらから各社配信サービスにてダウンロード/ストリーミングが可能です。
まだまだ暑い日が続きますが、この暑さを吹き飛ばすほどの暑苦しいサウンドで、残りの夏を満喫していただければと思います。いや、夏と言わず秋も冬も春も年中聴いていただければと!
どうか熱中症とコロナにはくれぐれもお気をつけて健やかな日々をお過ごしくださいませ。
ではでは~!
Comments