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新曲「Anomie」をリリースしました

どうも、AETA(イータ)です。


12月に入ってからというもの、めっきり寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?


私の周りでも急激な寒さからか、体調崩す人がちらほらいまして…


皆さんも暖かくしてくれぐれも気をつけてくださいね。


さて、ここ数年、仕事のピークと生誕祭に合わせた新曲リリースのタイミングがぶつかることが多く、仕事も作曲も締め切りギリギリまで追い込み作業してしまうという反省から…


「そうだ!前もって作って準備しとけばいいじゃん!」


ってことで、2月に動画「劣情狭窄デリンジャー」を作り終えたあと、早速作曲作業にとりかかったんですが…


「曲が全然できねぇ~!」


という状態になってまして。まぁそのあたりの顛末はブログの前回の記事を見てもらえばわかると思うんですが。


正確には、曲の断片はできるものの、「完成させたい!」と思えるほどの仕上がりにならない、って感じですね。


作曲を始めた頃って、自分の中での OK レベルなんてものすらないので、作り始めたものに全力で向かって仕上げるから結果的にボツ曲というものが全くないんですが、流石にこれだけ長くやってるとある程度わかっちゃうんですよね。


「あ、これこのまま進めても満足できないや…」って感じで。


自分の場合、大体サビかイントロを最初に作るんですが、最初の段階で可能な限り作り込んで、手応えを感じられる仕上がりになるかどうか、ここが最初の分かれ道なのです。


ただし、ここで上手くいったとしても、その後に思いついた展開が凡庸だったりすると、自分の中でもどんどん熱が冷めちゃうわけで…


こういう場合、もっと粘るべきか、見切りをつけるべきか、判断に苦しむところなんですね。


正直、この状況が延々繰り返し続くと結構なストレスになるわけでして…


どんどん閉塞感が募っていって、こりゃ一旦作曲から完全に離れてリセットしたほうがいいなと判断しました。


で、数ヶ月冷却期間を取り、7月頃から徐々に再開し、4曲くらいボツにした上でですが…


ミクさんの生誕祭には間に合いませんでしたが、リフレッシュの甲斐もあってか「Start Here」の完成に漕ぎ着けることができました(イラスト込みで製作期間約1ヶ月)。


この時点で9月末。次の鏡音生誕祭に合わせた新曲の制作期間は締め切りに対して約2ヶ月…


少し調子が上向いた今ならなんとかなる…かも?!


「Start Here」と対象的に今度は少し落ち着いた感じにしたかったので(毎回逆方向に振りたくなる)、縛りとして、楽器の種類と音数をなるべく抑えつつどこまで印象的にできるか?という課題に取り組んでみました。


こういう風に自分にあえて枷をはめるのも、時には大事かなと。


全体的にはエレピと生ピアノをレイヤーで重ねつつ、生ピアノの逆再生を要所に入れることで、イントロから適度にフックの効いたサウンドにできたんじゃないかと思います。


ここでテンションが上がり、イントロからAメロのつなぎはわりとすんなりできたんですが、Bメロで迷いが生じまして。


素直なパターンとちょっとひねったパターン、前者を繰り返すと退屈だし、後者を繰り返すと重くなりすぎるし…


そうだ!1番と2番でBメロ変えちゃおう!


ってことで、ここでも以前から試したかったアプローチを実践することができました。


サビも自然なコード進行と思わせておいて、途中でほんの少しだけひねるという、自分らしいスタイルが通せたんじゃないかと。


で、ある程度、曲の完成が見え始めたころ、イラストをどうしようかと思いまして。


残り1週間程度だったので、流石に依頼はできないなと。


けど、幸運なことに、頭の中にはわりと明確にイメージがあって、深夜にメガネをかけながらスマホをいじってるリンちゃんの姿が思い浮かんでたんですね。


イラスト歴が浅い自分に、果たしてメガネの表現なんて描けるのか?


でも、こういうのって「描きたい!」が先にあって、技術は後からついてくるもんですよね。


できるかどうか分からないけど…とにかく描いちゃえっ!ってことでできたリンちゃんのイラストジャケがこちらになります。

いや、メガネかけたリンちゃん…めっちゃんこ可愛いじゃん!(自画自賛)


多分、テクニック的にもっと上手な描画表現ってあると思うんですが、間違いなく自分の中での最高傑作が描けたと思います。


実は、このリンちゃんを描いたあとの背景のほうが地獄でした…

背景のレイヤーだけで60くらい使ってました…(見えてない部分が結構ある)


カーテンの波打ち感をどうやって描くか悩んだんですけど、ストレートに描いた後からメッシュ変形させる方法を思いついたのは、我ながら褒めてあげたい。


と、こんな具合に試行錯誤して生まれた『Anomie』ですが、歌詞にも色んな想いを込めていますので、ぜひご堪能いただければと。


こちらから各社配信サービスにてストリーミング/ダウンロード可能です!


あと、タイミング的になんとか間に合うことができ、KARENT様の「鏡音リン・レン 15th Anniversary」企画への参加曲となっております。


特集ページはこちら。

そしてなんと!全ての配信曲をSpotifyのプレイリストにもまとめてくださっています!


ありがたやぁ~!色々とはかどるぅ!


と、そんなわけで新曲『Anomie』、気に入っていただければ幸いです!


では皆様、素敵な年末年始をお過ごしくださいませ~♪


来年はさらに飛躍の年にするぞーっ!


I can fly!!!

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