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新曲「Start Here」をリリースしました

気がつけば夏も終わり、日中はずいぶんと過ごしやすくなりましたね。


かと思えば急に暑くなったり…季節の変わり目ですから体調を崩さないよう、皆様もお気をつけください。


ところで、その気温の変化からなのか、ここ最近ずっと喉の調子がよろしくなくてですね。


違和感が日に日に大きくなって、手っ取り早く緩和させるため近所のドラッグストアに行きまして。


何かいい薬はないかなーと思って、薬剤師のおじさんに相談したんですね。


AETA「あのぉ…喉のイガイガが治まらなくて、何かいい薬ありませんか?」


そのとき、薬剤師のおじさんの目がキラリ!


薬剤師のおじさん「それでしたら、こちらのほうですね!」


ずらーっと並んだ薬の一角に案内されまして。


薬剤師のおじさん「やはり昔から今でも人気のあるのは龍角散ですね。顆粒タイプですが最近は飲みやすい味のものもありますよ。」


AETA「へぇー!でも喉がイガイガしてると顆粒って飲みづらくないんですか?」


薬剤師のおじさん「いえ、大丈夫です!水と一緒に飲むと却って効果が下がるので、水なしで口に含んで少しずつ飲み込むんですよ。」


薬剤師のおじさん「あとは喉の上あごに貼り付くトローチタイプのものもありますよ。会議中でもしゃべれるってことで、これなんかは結構話題になったんですけどご存知ないですか?」


とまぁこんな感じで、次から次へと教えてくれます。


自分もこうやって知識を持った方に教えていただきつつ、コミュニケーション取りながら買い物するのって、結構好きなんですよね。


嬉しそうに語ってくるおじさんを見てるとこちらもなんだか嬉しいし♪


で最終的に買ったのがこちらです。

ピーチ味!桃が大好きなAETAは真っ先にこれに手が伸びました。


で、帰宅して早速飲んでみたんですが、舌に顆粒をのせて、少しずつ溶かしながら喉の奥に運ぶ、って感じでややコツが必要でしたが…


うん!飲んでしばらくすると徐々に楽になった気が♪


というわけで会社にも持っていって飲み始めたとある日。


お昼ごはん食べ終えて、いつものように龍角散を口に含んで少しずつ喉の奥に運んでると…


「パキッ!」


ん?!なんか喉の奥で何か鳴ったような…


?!!!あれっ?!!!


なんか首が締まった感じがして飲み込めない!!!しかも変な痛みが!!!


という状況になりまして。つばを飲み込むだけで喉に力が必要で、そのたびに何とも言えない鈍痛が…


あまりの違和感に変な汗は出るわ、どこかの骨(喉仏?)でも折れたのか、という恐怖と相まって若干パニックに。


自宅近くで以前に喉を診てもらったお医者さんのことを思い出し、診察時間を見ると、この日は午後は休診。


このまま明日まで耐えられるのか?しかも今バグの報告がわんさか来てるんだが…そもそも休めるのか?


不安を抱えたままとりあえず残業をこなし、この日は帰宅。


夕食もあまり喉を通らず、早めに就寝することに。


そして翌日。前日よりはややマシになったものの、朝食を食べているとまた元の状態に。


こりゃ明らかにおかしい、ってことで近所のお医者さんで診てもらうことにしました。


受付「今日はどうされました?」


AETA「昨日、とつぜん喉がパキッって鳴ったら上手く飲み込めなくなりまして…」


受付「パキッ?」


ですよね…でもこれしか説明できないんじゃー!


とりあえず診察券と保険証、問診票を出して待合室で待機。


数分後、看護婦さんが事情を伺いに。


看護婦さん「パキッって書いてあるんですけど、喉は軟体構造だからそういう音はしないんですよね。」


いや、そうは言われましても…実際にそうなった本人が一番戸惑ってるんですが…


看護婦さん「とりあえず先生に診てもらいましょう。」


はい…お願いします。


その後、名前を呼ばれ診察室に。


お医者さん「前にもうちで診てるね。今日はどうしたの?」


AETA「昨日の昼にかくかくしかじかで…急に喉がパキッと鳴ったらうまく飲み込めなくなっちゃいまして…」


お医者さん「パキッっていう音はそもそも出せないと思うんだよね。」


たのむー!自分でも信じられないけど信じてくれー!


お医者さん「もし異常があればカメラで見るのが一番早いけど。どうする?」


AETA「…」


実は AETA、胃カメラが大の苦手なのです。あの苦しみを味わうなら死んだほうがマシ、と思っているくらい苦手なのです。


とはいえ、ここで拒否して本当に死んでしまったら元も子もありません。


AETA「…お願いします(とびきり優しくしてね…)。」


というわけで、早速翌日に胃カメラの予約を入れまして。


この日も違和感を抱えたま会社に行って、一心不乱にバグをやっつけておりました。


そして翌日の土曜日。


どんよりした気持ちで再び受付へ。


ここまできたらもう覚悟を決めて、言われるがままされるがままです。


最初に薬を飲んで、喉の奥が痺れる麻酔薬みたいなのを口に含み、肩に筋肉注射を打って…


穴の空いたマウスピースみたいなのを口に含んで、しばらくすると…


あいつが入ってくる!


おぉえぇ~っ!思わず舌で拒絶して応戦する AETA。


お医者さん「舌下げてー。」


いや無理だってばぁ!


しかし、自分からお願いした手前、そうも言ってられません。


少し力を緩めた瞬間、再びあいつが喉の奥に!


えづく AETA を気遣って背中をさすってくれる看護婦さん。


これがどれほど助かったことか…


もぞもぞと喉元で動くパイプの感覚に耐えながら、なんとか撮影を終えることができました。


別室に移動し、麻酔が切れるまで小一時間ほどベッドにて仮眠。


この後、診察室に呼ばれていよいよです!


「けっかはっぴょぉ~っ!」


AETA の心の中の浜ちゃんが叫びます。


お医者さん「んー…特に異常はなさそうだね(胃カメラの映像を見せながら)。」


AETA「…(こんなに喉が飲み込みにくいのに?)」


お医者さん「これが胃の粘膜ね。」


AETA「…(いや、胃はいいから喉はどうなの?)」


お医者さん「ひだも特に問題ないね。」


AETA「…(いや、胃はいいから…)」


お医者さん「食べ物を飲み込むとどこに行くと思う?」


AETA「え…?胃ですか?(なぜここでクイズ?)」


お医者さん「胃の上部のまずこの辺に行くんだよね。で胃酸が出ると。ところで、胃はどうして胃酸で溶けないか知ってる?」


AETA「何か分泌してるんですか?(なぜ再びここでクイズ?)」


お医者さん「消化されるよりも早いスピードで修復してるからなんだよね。」


AETA「なるほどー。(それより喉はどうなの?)」


お医者さん「でも食道は修復できないんだよね。」


AETA「へぇー。(だから喉はどうなのよ!)」


お医者さん「ぎゃくしょく(逆流性食道炎?)かと思ったんだけど、そういう風には見えないんだよね。」


はよ!喉の写真見せて診断してくれ!


AETA「でも喉に違和感があるから何か腫れてたりしてるんじゃないかと思うんですが…」


お医者さん「じゃこれから入り口まで戻る写真見せるからね。…(写真を見せながら)ほら、こんな感じで喉の入口まできれいで問題ないんだよね。」


お医者さん「でも、そういうタイプでもストレスが原因で、喉に不快感を訴える人がいるから。何かストレス抱えてる?」


AETA「抱えてますね…(めっちゃ)」


というわけで、ストレスによる症状か逆流性食道炎かも?という、もやもやする診断でした。


自分としてははっきり喉に違和感があるので、カメラで異常が見つかって欲しかったところではあるのですが…


とりあえずお薬をもらって 2週間ほど様子を見ることになりました。


で、…なんの話でしたっけ?


あ、そんなこんなで新曲リリースしたのでした!(これが一番伝えたかったこと)

久々のリリースとなります!タイトルは「Start Here」です! 各社配信サイトへの入り口はこちらから!


前作「劣情狭窄デリンジャー」で動画作って、ちょっと燃え尽きちゃったのかスランプになったのか分からないんですけど、曲が思ったように作れなくなっちゃったんですよね。


仕事とプライベートが忙しかったこともあったりして、創作活動から暫く距離を置く形になっちゃいまして。


それでもミクさんの 15周年には曲をリリースしたい!と思って頑張ってみたんですが…間に合わず。


色んなことが重なって、何もかもうまくいかないなぁ…とちょっと凹んでいた時期に、それがきっかけとなってできた曲です。


本来目標としていたリリースタイミングには間に合いませんでしたが…


でも、まぁいいや!自分にとって無理せず出来る範囲でやりたいことをやればいいし、こうやってとりあえず生きていられるだけで十分じゃないか。


そんな想いがそのまま歌詞となっております。


マスタリングはいつものように難儀しましたが、曲データが完成したあと、ジャケット用のイラストをどうするか考えたときに、自分で描くことが一種のセラピー効果につながりそうな気がしまして。


今回もアイビスペイントで描きました。スマホでここまで出来るって…いやぁ本当によくできたソフトで感謝です!


仕上げは PC にデータを取り込んで、FireAlpaca でタイトル流し込んで全体を調整。


それにしても今回奇跡的に、今までで一番かわいくミクさんが描けました!


自分でイラストを描くようになってから、ミクさんやリンちゃんに対して、今まで以上に新たな愛着が増してる気がするんですよね。


ボカロPとしてはもう随分長く活動してきていますが、未だに新しいことに挑戦できる道筋を示してくれる…


この VOCALOID という存在とその周りにある創作文化に対して、改めてリスペクトと感謝です!


そして「Start Here」、気に入ってもらえたら嬉しいです。

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