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GUMI15周年記念コンピレーションアルバム「Fifqueenth」に参加しました

どうも、AETA(イータ)です。


6月に入ってからすでに今年の夏は猛暑の予感がしておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?


ブログの更新も途絶えてしまって申し訳ないです…


X(旧Twitter)を覗いてくださってた方はご存知かもですが、その後も曲はぼちぼち作っていまして、数曲ほど仕上げておりました。


そんな折、昨年クリスマスの一週間ほど前にPCのSSD(データを保存する部品。HDD:ハード・ディスク・ドライブに対してSSD:ソリッド・ステート・ドライブといい、非常に高速だが寿命が近づくと突然死するらしい)が壊れてしまうという惨事が起こりまして…


しかも2台使ってたんですが、起動ドライブではなく、作業データを保存しているドライブ側が壊れてしまったことで、これまでの16年間で制作したデータも含め全て失ってしまい、かなりダメージを食らっておりました。


起動ドライブなら、OSや必要なソフトを再インストールすれば問題ないんですが、作業ドライブのほうはバックアップを取っておらず、業者に診てもらっても復旧はかなり厳しいということで…


しばらく放心状態が続いてました。


実は、とある方から曲の制作依頼をいただいており、年内にお渡しする約束で進めていたのですが、曲のデータを失ってしまい、どうしても間に合わないので辞退させていただきたいということをお伝えしたところ…


それでもやはり曲を作ってほしいと。


コンピレーション・アルバムへの収録ということだったので、私の事情によって予定が狂ってしまい、今回お話をいただいた主催者だけでなく他の方にも迷惑がかかってしまうのでは、と心配したのですが…


自分の曲を必要としてくださっている気持ちが、落ち込んでいる自分にとってはあまりにも嬉しくて…


「期限を延ばしていただくことは可能ですか?」


と、思わず問いかけていました。


結果、かなり猶予をいただくことができまして、今回の事故をきっかけに10年間お世話になったPCと別れを告げ、全てを一新するところから始めることにしました。


そんなわけで年明けから作業ができるように、省スペース低コストかつ高パフォーマンスというキーワードでじっくりと選んだPCが…

こちらでございます~!なんと手のひらサイズ! かんわいぃ~♪(無骨な黒だけど)


聞いたことないメーカーで中華系ってことでかなりドキドキしたんですが、同価格帯で比較するとCPUパフォーマンスに関しては、内蔵GPUも含めてIntelよりもRyzenのほうが良さそうだということで、32GB+1TB SSDに増設で1TB SSD追加という盤石な構成にしました。

色々調べてると、液体金属のグリスを使っているようで、それだけでも何かの拍子にショートするんじゃないかとドキドキするんですが、加えて一つ前のUM690っていうのがあって、排熱に問題があったらしく、どうやらそのあたりが改善されているらしい、と。


こういう少し危なげな感じ…好きなんですよね~♪


まぁクレーム対応から生まれた製品なんで、何かあってもスムーズに返品・交換対応にも応じてくれるんじゃないかと(楽観的)。


結局、年明けの営業日からの受付で、受注してからの発送ということもあり、到着まで2週間くらいでした。


その間、本当に届くのか気が気じゃなかったですけどw


私が年明けに買ったときは 79,800円だったんですが、もう 72,980円まで下がってるんですね!ふぇぇ!


で、結論からいいますと…めっちゃ早くて快適です!しかも音も静か!


以前の制作環境に近づけるために、DAW とプラグインをインストールしたんですが、以前だと再生を始めたらしばらく止めることができないような負荷がかかる状況でも、涼しい顔で動いてくれます。


これがRyzenの力なのか…


比較してたときにIntelの13世代も視野に入れてたんですが、ここ最近Intelの13世代、14世代でCPUが壊れるという症状が報告されているらしく、Ryzenにしておいて良かったぁ~と胸をなでおろしているところです。


まぁRyzenも一昔前までは非常に不安定という評価でしたけどねw


そんなわけで、新しい相棒とともに作業を再開したわけですが、V4 Megpoid を購入していたので再インストールして作業を進めようとしていた最中に、なんと Synthesizer V 版が発表されまして。


デモ音源を聴くと…うわぁぁぁ!これもう、完全にまめぐじゃないですか!


もちろん迷わずポチりました。


エディターを立ち上げて第一声の「ら~♪」が聞こえたときは…初めて初音ミクさんをインストールして歌わせたときの感動に近いものがありました。


もともと中島 愛さんの声が大好きだったんですけど、本当に自分の曲を歌わせちゃっていいのかな、って戸惑うくらいの衝撃でしたね。


そこからはGUMIさんの声に背中を押されるように作業が進みまして。


そんなわけで、苦難を乗り越え一から書き下ろした新曲が収録されたコンピレーション・アルバムがこちらです!


錚々たるメンバーが参加されておられる中、僭越ながら『Eyes to Aizu』で1曲目をつとめさせていただきました!


主催者は、まままさん。GUMIさんへの愛がダダ漏れのお方です!普段はイラストも作曲もこなされているマルチな方です。アルバムにも4曲提供されています。


15周年だから15曲という数字にこだわったんですねきっと。それにしてもご自身も曲を提供しながら、よくこれだけのメンツを集めてまとめられたなと…。


ジャケイラストはHito:3さんが担当されています。楽曲にあわせていろんな表情を見せるGUMIさんが素敵すぎます♪


タイトルロゴも凝ってますね!15th:Fifteenth に Queen を交えて Fifqueenth というタイトル自体も凝ってるのですが、この文字から Gumi という言葉を浮かび上がらせるそのセンス!


もう脱毛(ぶちちっ)…じゃなかった脱帽です!


そんな大事なアルバムの1曲目が、果たしてアタクシで本当に良かったのか…


もう判断は皆様に委ねるしかないのですが、ご依頼いただいたときの、アンニュイな曲調というオーダーには自分なりの色をつけてお応えできたのではないかと思います。


そういえばサックスを使ったのは初めてですね。たまたま知ったフリーのVSTプラグインを使ったんですが、もうドンズバでした!


イントロやアウトロのテーマ部分に使ってるんですが、ちょっとベロシティとアーティキュレーションをいじるだけで、もう世界観ができちゃうってのが強いですねー。それくらいよくできた音源だと思います。


曲の全体としては今回GUMIさんの声を全面に出したかったので、アコースティックな雰囲気を大事にしながら作ってみました。


もし曲調は自由にしていいよ、ってことだったら…そうですね、多分ロック曲作ってた気がします。前々からGUMIさんの声でやってみたかったので。


でもそれだとダルビッシュPさんとも被っちゃってたから、これで良かったのかも。


そうそう、ダルPさんとコンピレーション・アルバムでご一緒するのは「LIVEHOUSE」以来なんですね。

あれから14年かぁ…時の流れは早いですねぇ…


アルバム情報が発表されてから初めて参加メンバーを知ったのですが、こうやってまたご一緒できるなんて、なんだか嬉しかったですね。もちろん今回もダルPさん節、全開です!


13曲目『終焉ノ詩』という曲で参加されてるんですが、ヘビーで哀愁を帯びたサウンドがカッコいい!


あと、木曜(まえのめりP)さんが参加されていることにもびっくり!


11曲目『幻影ノスタルジー』という曲なんですが、木曜さんのおしゃれなポップセンスがこれでもかと散りばめられた珠玉の一曲となっております。あひぃ!きんもちよすぎぃぃぃ!


もう紹介をはじめたらきりが無いんですけど、参加されている他の方々の楽曲も全てクオリティが高い!というか、心底「愛」を感じましたね!


主催者のまままさんの楽曲も4曲とも全くタイプが異なる曲で、色んな人とのコラボを通して、刹那的なポップスからビートの効いたロック、しっとりしたバラード、と多彩な才能を見せておられました。


個人的には、最後のボーナス曲の『月場』がたまらなく好きですね!トランペットを含めた楽器の暴れ具合が最高!これってどういうジャンルになるんだろ?


と、そんなわけで久しぶりの新曲リリースのお知らせでした。


今ならまだ無料でダウンロードできますので、ぜひ!


ではまた~!

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