新曲「隔離平等No.02」リリースしました
どうも、AETA(イータ)です!
クリスマス終わっちゃいましたね…('・ω・`)
まぁ特に何の予定もないアタクシにとっては、クリスマスなんて資源ごみの日と同じくらいの感覚なんですが。
「クリスマスなんて資源ごみの日と同じ」くらいの感覚なんですが!何か?
べ、別に強がってるわけじゃないんだからね!(泣)
さて、つい10日ほど前に「シナプスと虹」のMVをリリース(そこの御仁!もちろんご視聴済みですよね?)したところなんですが…
12/25は鏡音リン・レンの12周年!
ということで…
KARENT 様企画の「鏡音リン・レン 12th Anniversary」に参加させていただきましたー!
近年の中では相当に参加曲が多いですね!うっひゃー!
10周年を超えて少し落ち着くのかな?と思いきや、ピーク時に迫る勢い!
しかも錚々たるメンバー!ひぇーっ!
そんな中でも怯まずに、新曲をリリースいたしました!
「隔離平等No.02」という曲です。まずはご視聴いただければと。歌詞はこちらにあります。
明らかにお祝いの曲って感じじゃないのですが、まぁそれはいつものことってことで。
今回の曲のテーマについてはメルマガ(英文)でこちらに書いておりますのでご興味あればご一読くださいませ。
(ちなみにtwitterでのお知らせにも使っていますが、メルマガの配信を希望される場合はCONTACTにメールアドレスと「メルマガ希望」と書いてお送りください。)
歌詞としてはやや鬱屈とした内容ですが、きっかけとなった背景としては、某共産圏に行った経験が少なからずあるように思います。
いや、決して体制を批判しているわけでは…おや誰かきたようだ。(ガチャリ)
国のようなグローバルなくくりでなくとも、もっと小さなコミュニティ、学校、職場、家庭であれ、精神的に追い込まれたり抑圧されているときは、人間って近視眼的になりがちだと思うんです。
そして、そこで与えられた僅かな自由や恩恵に対して、自分を納得させようという意識が働いて、現状に甘んじる方向へと流されやすくなる。
果たして、それでいいのか?と。
小さな幸せを大事にすることはいいことだと思うのですが、虐げられていることに気づかないふりをすることは問題だなぁと。
すでに得ているものを失うかもしれない、それでも得るべきもののために行動しようとする人の背中を少しでも押すことができれば…と思い、作りました。
…なんて書くと聞こえはいいですが、というか実際のところ、なかなか行動できない自分への叱咤なんですけどねw
ジャケイラストはいちのせさんに描いていただきました!
最初にお願いした時点ではラフなデモのみで、まだ歌詞が完成してなかったのですが、お願いすることで後戻り出来ない状況に自分を追い込む、といういつもの作戦です。
もやもやした感情が創作のきっかけになっている場合は、歌詞が降りてくるのも早いんですよね。翌日には全体がほぼ出来上がってたような気がします。
そして歌詞をお渡しして、大まかなイメージをお伝えしてワクワクしながら待っていると…
想像を遥かにK点超えしたイラストが届きまして!
はい、優勝!ですよ!いや、本当に語彙力が足りなくて、内なる感情を上手く表現出来ず申し訳ないのですが…もうカッコよすぎです!
この場で改めて…いちのせさん!ありがとうございます!
ちなみに、いちのせさん主宰の「ジトメ倶楽部」ですが、
・12/31(火):冬コミ
・2/9(日):コミティア
・2/16(日):qulagueさん企画イベント
に参加予定とのことですので、是非ブースに立ち寄ってグッズを手にとってみてくださいねー!
そんなこんなでイラストを励みとしながら曲も出来上がっていったのですが…
しかし、ここからの道のりが果てしなく長かった…
実はディストーションギターにストリングスが加わった激しめのバンドサウンドってめちゃくちゃミックスとマスタリングが難しいんですよ!
できればこういう曲を作るのを避けたいと思うぐらい苦手ですw
もちろん自分が苦手としてるだけなのかも知れないんですが、歪んだギターとストリングスってどちらも倍音がぶつかりやすく、似たような帯域を埋めてしまいがちなのです。
ここにドラムのキックやスネアを突っ込むと、すぐに音圧が飽和して全然抑揚がないサウンドになったりしちゃうわけで。
さらにハイポジションのベースフレーズを入れようものなら…
「え~らいやっちゃえ~らいやっちゃ♪よぉいよぉいよぉいよぉい♪」ってなぐらいに収拾がつかなくなるのです。
実際、世の中に出ているこういったタイプの曲で「これはぜひとも参考にしたい!」と思えるリファレンスとなるような曲にまだ出会ったことが無いんですよね…(いい曲があればご紹介ください、エロい人)
以前に Ozone のお任せ機能を使ってみたのですが、満足できる結果を得るにはまず自分の曲がリファレンスとなる曲に対して6~7割程度までミックスの特性を近づけておく必要があるかな、という印象でして。
そのリファレンスがあればまだいいのですが、あいにく近いものが見当たらないので、ひたすらイメージだけを頼りに調整を繰り返す毎日…
いや本当に最後の方は神経すり減らし過ぎて…杉田玄白になりそうでした!(ここはスルーでお願いします)
そんなこんなでミックスとマスタリングを繰り返すこと約一ヶ月、ようやく完成と相成ったわけであります!はひーっ!
曲の完成から実際の配信開始までさらに一ヶ月ほどあったわけですが、時間が経つことでようやく皆様と同じようにフレッシュな目線ならぬ耳線(?)で客観的に聴くことが出来そうです。
苦労話はさておき、サウンド面での聴き所としては、
・イントロのフーバーサウンド、絡みつくギターリフ
・グリッサンドを効かせたロックオルガン
・オルガンとギターの変拍子による掛け合いソロ
・終盤サビを盛り上げるストリングスとベースフレーズ
こんなところでしょうか?
あ、リンちゃんの歌声がカッコ可愛いのは言うまでもなくです!
ちなみに「フーバーサウンド」っていうのは、ざっくり説明するとシンセのピッチが大きくうねるぶっとい音のことです。今回の新曲では 0:18(試聴動画では 0:42)あたりから聴くことが出来ます。
最近のプラグインシンセではピッチの複雑なエンベロープ変化を音色として設定することが出来るので、フレーズ次第ではトラックでオートメーション描くよりも簡単に作ることが出来ます。
自分は使い慣れた Dimension Pro のプリセットからいじりました。うーん分かりやすいパッチ名!
「AETAさんの今度の新曲、イントロのフーバーサウンドが超イカしてるよねー」というと音楽的にちょっとだけ通ぶることが出来るのでおすすめです。
…が、もっと通な人から「は?」と言われたときは勇気ある撤退をお願います。
そんなわけで新曲「隔離平等No.2」リリースのお知らせでした!
リンちゃん、レンくん!12周年おめでとーっ!
楽曲はこちらからダウンロード出来ますので宜しくお願いします!
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