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新曲「シナプスと虹」リリースしました(その2)

December 30, 2018

どうも、AETA(イータ)です。

 

年の瀬が近づいてきましたね…

 

皆さんはもう大掃除終わりましたか?

 

大掃除で普段使わない筋肉を使おうとして筋を痛めちゃう人もいるようなのでお気をつけ下さい。

 

ちなみにアタクシは何故か土踏まずと横っ腹が痛いですw

 

さて、前回のブログの続き、新曲の制作工程の振り返りです!(遅っ!)

 

新曲「シナプスと虹」(こちらで試聴/DL可能です)

 

今回は歌詞のテーマをどうするか少し悩んだのですが、こういう場合はサビにハマりそうな語感の良いキーワードを見つけるところから膨らませていくことが多いです。

 

このときのポイントとしては、サビの言葉として歯切れがよくなるよう適度に母音が変化する(なるべく連続させない)言葉を選ぶってところでしょうか。

 

今回は1番のサビの高音域に対して「夢を見させて」っていう言葉を思いついたところからスタートしました。

 

歌詞はこちら

 

この作業中はずっと頭の中でリンちゃんが口をパクパクさせて歌っているところをイメージしてます。そうすると色んな言葉が引きずられるように降りてくるんですよね。

 

で…そこから発展させて気がついたら失恋ソングになっていた、という。(^^;)

 

歌詞をふくらませる方法って色々あると思うんですけど、参考までに自分のやり方としては、

 

・陰と陽、静と動のような正反対のイメージを組み合わせる

・五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚 )に訴えかける要素を入れる

・表現したい内容を別の表現に置き換える(隠喩擬人化など)

 

この辺りは言葉遊びにも似ていて、自分にとってはセオリーや制約がない分、曲作りの中で最も自由を感じる工程でもあります。

 

表現したい言葉が文字数的にはまらなかったり、母音やメロディーの関係でしっくりこない場合はこちらによくお世話になってます。

 

weblio

 

みんな大好き weblio!類語以外に対義語も検索できるのでとってもおすすめです!

 

あと、最近はあまりやってないのですが、ふとしたときに思いついた言葉の断片をイメージの種類ごとに分類してGoogle ドキュメントに書き溜めたりしてましたね(気がついたらかなりのボリュームになってた…)。

 

こんな感じで歌詞を埋めていくのですが、メロディの音数や上昇/下降に対して、言葉の語数やイントネーションがどうしても合わない場合、メロディ側をえいやっ!と変えちゃいます。

 

これによって、メロディとしても繰り返しの単調さを避けることが出来るんですね。

 

結果的に意図したフェイクのように聴こえるわけです。

 

なので、「あそこでフェイクさせてますよね?」と訊かれたら、「あっ、気が付きました?」という心の準備だけは常に出来ていますw

 

で、こうやって一通り歌詞を埋めていきながら全体の構成(イントロ、A、B、サビ、間奏の組み合わせとエンディングまでの一連の流れ)を決めていきます。

 

曲の構成といっても、頭からサビを聴かせる、1番では Bメロからサビに行かず一旦 Aメロに戻ってじらす、サビまでの展開を増やして A→B→C→サビにする、間奏を複数種類で散りばめる、など方法は色々とあります。

 

自分が好きな曲がどういった構成になっているのか、改めて分析してみると意外な発見があって面白いですよ。

 

この辺りと並行して、各楽器のオブリガート(オブリ、オカズ、フィルとも言う)や裏メロを詰めていきます。

 

自分の場合、オブリに関してはまずは出来る限り派手にしたパターンを一通り作り、これを後半ではなく前半として使った場合に、さらにこれを超えられるオブリを後半用のパターンとして作ります。

 

普通はシンプルなものを作り、後半用に肉付けを増やすことが多いと思うのですが、これだと一定レベルをクリアした時点で満足してしまう方向に落ち着いちゃうんですよね。

 

なので、敢えて自分へのハードルを上げるために、まずは一旦派手なものを作り、これを前半に当てはめた場合にそれを超えられるものを後半用として作って試しています。

 

その上で、差が小さい場合は前半をもう少し大人しめにする、または後半を練り直してより印象が強いものにする、といったことを行い、バランスを取るようにしています。

 

やりすぎはもちろん禁物ですが、リスナー側からすると、こちらが思っている以上にちょっとやりすぎかな?と思えるくらいのほうが丁度良かったりするんですよね。

 

このオブリや裏メロなんですが、あくまでも主旋律を引き立てつつ曲に深みを与えるのが目的ですので、主旋律の動きが少ない部分、つまり耳が主旋律に注目(注耳?)し終えて少し油断しているところに、他の楽器の動きで再び注意を引きつける点がポイントになります。

 

今回の曲で試聴していただける短い部分でも、その辺りがお分かり頂けるのではないかと。

 

お笑いでも、ボケに対して相方の相槌やツッコミが絶妙な間合いに入ることで初めて抑揚や起承転結が生まれるのと同じですね。

 

作曲とお笑いの類似性についてはいつか深掘りしたい話題ではあります。

 

さて、そんなこんなで曲全体のモチーフがかなり出来上がった頃、イラストをお願いした神崎キオさんとのやり取りも大詰めを迎えまして、その中で「やっぱり最後は少しだけでもハッピーエンドにしたいな」という思いが沸々と湧いてきました。

 

で、前回のブログに書いた虹のことを思い出し、エンディングの歌詞にこれを加えました。

 

キオさんも最後の歌詞を気に入ってくださったそうで、イラストにも綺麗な虹を描いてくださりました!

こういった形で自然に汲み取って頂けると本当に嬉しいですね!

キオさんには心底から感謝です!ありがたやぁ~♪

 

と、こんな具合に「シナプスと虹」は出来上がっていった、というお話でした。

 

ちなみに、「シナプス」という言葉が歌詞にもタイトルにも出てきますが、少し前にたまたま読んだ脳の記憶に関する記事が元になっています。

 

それにしても人間の脳って不思議ですよねー。

 

最近の機械学習、とりわけディープラーニングに関しては予想以上の進化を見せていて、一部ではすでに人間の能力を超える状況になってますよね。

 

でも、感性に訴えるクリエイティブな部分に関しては、正直追いついて欲しくないなぁ、なんて思っちゃったりします。

 

近未来でミュージシャンが食えなくなっていったときには、トップチャートの上位のアーティスト名がディーブラーニングのアルゴリズム名だったりプログラマーの Feat. 表記だったりする時代が来るのかもしれません…

 

ひえーっ!怖っ!

 

負けないように頑張ろうっと!

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